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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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オバマ元米大統領「広島訪問で核廃絶を強く決意」 国際賢人会議

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国際賢人会議にビデオメッセージを寄せるオバマ元米大統領=広島市で2022年12月10日午前10時17分、中村清雅撮影
国際賢人会議にビデオメッセージを寄せるオバマ元米大統領=広島市で2022年12月10日午前10時17分、中村清雅撮影

 核兵器保有国と非保有国の元政府高官や有識者が核廃絶への道筋を議論する「国際賢人会議」の初会合が10日、被爆地・広島市のホテルで始まった。午前の開会セッションでは、オバマ元米大統領やグテレス国連事務総長、アルバニージー豪首相らのビデオメッセージが流された。2016年に広島を訪問したオバマ氏はメッセージの中で「広島訪問を決して忘れません。広島訪問は世界中の核兵器の脅威を減らすという私の決意を強めた瞬間だった」と振り返り「私たちは子孫のために核兵器のない世界を追求する義務を負っている」と訴えた。

 日本と核保有5大国を含む海外11カ国の研究者や実務家ら15人が委員を務める。会議を提唱した岸田文雄首相は11日に出席する。【岩本一希、中村清雅】

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【広島・長崎原爆】

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