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三原、シニア初のファイナルで躍動 詰め込んだ自身のスケート人生

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女子SPで演技する三原舞依=イタリア・トリノのパラベラ競技場で2022年12月9日、貝塚太一撮影
女子SPで演技する三原舞依=イタリア・トリノのパラベラ競技場で2022年12月9日、貝塚太一撮影

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは9日(日本時間10日)、イタリア・トリノで女子ショートプログラム(SP)があり、今年1月の4大陸選手権を制した三原舞依選手(シスメックス)が自己ベストを更新する74・58点で2位につけた。自身、シニアでは初のファイナルで躍動した。

 ファイナルはジュニア時代の2015年ジュニアGPファイナル以来となるが、三原選手にとっては「数億年前くらいのイメージ」。そう思うほど、さまざまな出来事を経験してきた。

 7年前のジュニアGPファイナルは最下位。両膝に痛みがある中での出場だった。そして、その痛みは治まる気配がなかった。帰国後の検査で、全身の関節が痛む「若年性特発性関節炎」であることが判明した。しばらく氷上を離れた。

 リハビリを経て17年には4大陸選手権を制し復活を果たしたが、同年の平昌オリンピック出場権が懸かったシーズンは…

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