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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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サッカーW杯、いよいよ準決勝 「実力拮抗」「対照的」見どころ

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【モロッコ-ポルトガル】ポルトガルに勝利して準決勝進出を決め、喜ぶジャワド・ヤミク(中央)らモロッコの選手たち=カタール・ドーハのアルスママ競技場で2022年12月10日、宮武祐希撮影
【モロッコ-ポルトガル】ポルトガルに勝利して準決勝進出を決め、喜ぶジャワド・ヤミク(中央)らモロッコの選手たち=カタール・ドーハのアルスママ競技場で2022年12月10日、宮武祐希撮影

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は13、14日に準決勝が争われ、ともに激戦が予想される。

アルゼンチン―クロアチア(日本時間14日午前4時・ルサイル)

 世界ランキングはアルゼンチンが3位、クロアチア12位と開きがあるが、実力は拮抗(きっこう)している。

 9大会ぶり3度目の頂点を狙うアルゼンチンはメッシが4得点と輝いている。オランダとの準々決勝では絶妙のスルーパスで先制点を生み、PKも決めた。周囲は闘志あふれる選手がそろう。守りではオタメンディを軸に相手の攻撃をはね返したい。懸念は攻撃に変化を加えるディマリアが万全の状態ではないこと。左サイドで走り回ったアクーニャが出場停止で代役の奮起も必要だ。

 2大会連続4強入りのクロアチアは2戦連続でPK戦まで戦った。疲労蓄積が不安視されるが、前回ロシア大会でも3試合続けて延長を戦って決勝に進んでおり、粘り強さは驚異的だ。ブロゾビッチ、コバチッチ、モドリッチの中盤3人の連係は高度で、相手の出方に合わせて対応を変えられるのが強み。前回大会の1次リーグでアルゼンチンに3―0で快勝した実績もある。

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