中高年シングル女性 「死ぬまで働く」背景は? 調査で浮かんだ実態
毎日新聞
2022/12/13 17:00(最終更新 12/13 18:26)
有料記事
1973文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

非正規が半分以上で、3人に1人は年収200万円以下――。民間団体「わくわくシニアシングルズ」の調査で、40歳以上のシングル女性の困窮ぶりが浮かび上がった。ギリギリの生活のため、7割が「働ける限り働く」「死ぬまで働く」と答えた一方、公的な就労支援を受けた人は3人に1人にとどまる。子ども関連の施策に注目が集まる中、中高年単身女性をどう支援するかも課題になっている。
民間団体が2400人対象に調査
調査は立教大コミュニティ福祉学部の湯沢直美教授(社会福祉学)とともに、今年8、9月、同居している配偶者やパートナーがいない40代以上の単身女性約2400人を対象に実施した。子どもや親と同居している場合も含む。
雇用形態を聞いたところ、正規職員は45%で、…
この記事は有料記事です。
残り1648文字(全文1973文字)