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第24回全国高校選抜ラグビー

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京都成章・森山飛翔 「世代NO1」が攻めの転向 全国高校ラグビー

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京都工学院との府予選決勝でパスを出す京都成章の森山飛翔(左から2人目)=京都市の宝が池球技場で2022年11月13日午後2時13分、生野貴紀撮影
京都工学院との府予選決勝でパスを出す京都成章の森山飛翔(左から2人目)=京都市の宝が池球技場で2022年11月13日午後2時13分、生野貴紀撮影

 第102回全国高校ラグビー大会が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。京都成章にとって悲願の初優勝へ、鍵を握るのがNO8森山飛翔(つばさ)選手(3年)だ。

 目の前に広がる新鮮な光景に胸が躍る。ラグビーを始めてから大半を過ごしたFW第1列のプロップから、スクラムの最後列で攻守のかじ取りを担うNO8へ転向した。

 「自分はアタックが好き。攻撃にどんどんフォーカスできる」。望んでいたポジションで伸び伸びとプレーしている。

 6人きょうだいの末っ子。2人の兄もラガーマンだ。皓太選手(29)はリーグワン3部の中国電力レッドレグリオンズ、迅都(はやと)選手(21)は摂南大で、それぞれFWとしてプレーしている。

 2人の兄譲りのフィジカルで1年から花園で活躍し、2020年度の第100回大会でチームは初めて決勝に進出。桐蔭学園(神奈川)に15―32で敗れたものの、準優勝に貢献した。

 高校日本代表候補にも選出され、「世代ナンバーワンプロップ」の呼び声も高かった。そんな中でのNO8へのコンバートはチームの…

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