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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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厳冬間近、ウクライナに使い捨て「カイロ」を 八尾の交流協会、提供募る /大阪

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使い捨てカイロの提供を募っている「日本ウクライナ文化交流協会」の小野元裕会長=大阪府八尾市で、共同
使い捨てカイロの提供を募っている「日本ウクライナ文化交流協会」の小野元裕会長=大阪府八尾市で、共同

 ロシアによるインフラ攻撃で停電となり、寒さにあえぐウクライナを支援しようと、「日本ウクライナ文化交流協会」(八尾市)が使い捨てカイロの提供を募っている。賛同者に現地の非政府組織(NGO)の住所を知らせ、国際スピード郵便(EMS)を利用して全国各地から直接送付してもらう仕組み。カイロは団体を通じてキーウ(キエフ)市民に配布される。

 厳しい冬を前に、ロシア軍はウクライナの火力発電所やエネルギー施設を攻撃。停電や断水で市民生活に影響が出ている。こうした中、ウクライナ西部で避難所運営に取り組むNGO代表で、山口大や京都大大学院などに留学経験のあるアンドリー・ブチネフさん(48)から「カイロが有効ではないか」と同協会に提案があった。協会は既に11月に1000枚を送付したが、さらに必要だとして寄贈を呼びかけている。

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