日本人観光客待つ台湾 水際対策緩和から2カ月、現地に行ってみた

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レトロな街並みと山が共演する九份=台湾・新北市の九份で2022年11月29日午後3時49分、野間口陽撮影
レトロな街並みと山が共演する九份=台湾・新北市の九份で2022年11月29日午後3時49分、野間口陽撮影

 新型コロナウイルスの水際対策を政府が大幅に緩和して約2カ月。福岡の街には訪日客の姿が戻りつつあるが、アジアの観光地も日本からの訪問を待っているという。福岡と、見どころたっぷりの台湾を結ぶエバー航空が増便したと聞き、2泊3日で現地を訪ねた。

 コロナ禍まで、福岡と台北・高雄で週19便を運航していたエバー航空。この約2年間は週1便に減便していたが11月、台北行きを1日1便に復活させた。

 約2時間半の空の旅を経て台湾桃園国際空港に到着すると、現地ガイドが「観光回復の兆しが見えてきました」と出迎えてくれた。空港から約1時間で台北市のホテル「圓山(まるやま)大飯店」へ。竜宮城のような壮観な外観と内装に圧倒されつつ、部屋で早速、コロナの抗原検査。陰性を確認し、ほっとしながら街へと繰り出した。

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