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献血に協力してくれませんか コロナ「第8波」影響で確保量ピンチ

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「横浜Leaf献血ルーム」は閑散としていた=横浜市西区で2022年12月12日、池田直撮影
「横浜Leaf献血ルーム」は閑散としていた=横浜市西区で2022年12月12日、池田直撮影

 新型コロナウイルスの感染が拡大する「第8波」の影響で、医療に必要な献血が神奈川県内で厳しい状況に陥っている。県赤十字血液センターの担当者は「安定した輸血に影響を及ぼしかねない。足を運んで、命の支えになっていただけたらありがたい」と協力を呼びかけている。【池田直】

 センターによると、全血献血では10月は必要な1万7905人分(400ミリリットル換算)を上回る1万7948人分を確保した。ただ、県内の新型コロナ感染者は10月中旬以降、増加傾向が続き、次第に協力者も減少しているという。11月は必要量1万7776人分に対し、約93%に当たる1万6447人しか集まらなかった。約1300人分の不足分は他県から融通してもらうなどして乗り切った。

 新型コロナの流行が始まって以降、献血確保は過去にも危機的な状況に陥っている。緊急事態宣言が初めて発令された2020年4月には目標より約2700人分も不足。「第7波」の今年8月も約1400人分が不足した。センターの担当者は「感染状況に左右されてしまっている」と頭を抱える。

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