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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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名実ともに世界最高へ、メッシが自身初のW杯優勝に王手

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【アルゼンチン-クロアチア】後半、ボールを追うアルゼンチンのリオネル・メッシ=カタール・ルサイルのルサイル競技場で2022年12月13日、宮武祐希撮影
【アルゼンチン-クロアチア】後半、ボールを追うアルゼンチンのリオネル・メッシ=カタール・ルサイルのルサイル競技場で2022年12月13日、宮武祐希撮影

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は13日(日本時間14日)、準決勝があり、アルゼンチンがクロアチアを3―0で降し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 やはり役者が違う。アルゼンチンのエース、メッシが、決勝進出を懸けた一戦で全3得点に絡む活躍。自身初のW杯優勝に王手をかけ、「本当に気分がいい」と笑った。

 前半34分、味方がPKを獲得すると、メッシがボールをセットした。相手GKのリバコビッチは日本との決勝トーナメント1回戦のPK戦で3本、ブラジルとの準々決勝のPK戦でも1本止めた「PKストップ職人」。ゴール右隅を狙ったメッシのキックにも反応したが、威力十分でコースも上部で手が届かず、ボールは危なげなくゴールに突き刺さる。得点ランキングトップのエムバペ(フランス)に並ぶ今大会5点目でチームを勢いづけた。

 直後に自陣深くからのボールに左足を目いっぱい伸ばしてつなぎ、アルバレスの約50メートル独走ゴールをお膳立てした。後半には緩急を利かしたドリブルで相手DFを一瞬で抜き去…

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