NISA拡充へ 投資額上限360万円、生涯分1800万円に引き上げ
毎日新聞
2022/12/16 13:43(最終更新 12/16 17:42)
有料記事
675文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

政府・与党は16日に決定した2023年度税制改正大綱で、株式や投資信託の売買益などにかかる税金(約20%)が免除される少額投資非課税制度(NISA)の拡充を盛り込んだ。投資枠の上限を年間で計360万円とし、生涯分で1800万円に引き上げる。いつでも投資できるよう制度を恒久化し、非課税期間も無期限にする。
現行では、現物株などに投資できる「一般NISA」と、投資信託に投資する「つみたてNISA」の2種類がある。新たな制度では、仕組みを分かりやすくするため、つみたてNISAを軸に両者の運用を一体化する。一般NISAは「成長投資枠」に衣替えし、つみたての投資枠の一部として利用できるようにする。現行制度の下では2種類のNISAに同時に投資することができないが、新たな制度では両者を一体化することで一般型と…
この記事は有料記事です。
残り322文字(全文675文字)