三井住友銀 福留朗裕次期頭取「現場主義、グローバルで浸透を」

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三井住友銀行の頭取に就く福留朗裕専務執行役員(左)と高島誠頭取=東京都千代田区で2022年12月15日午後6時ごろ、佐久間一輝撮影
三井住友銀行の頭取に就く福留朗裕専務執行役員(左)と高島誠頭取=東京都千代田区で2022年12月15日午後6時ごろ、佐久間一輝撮影

 三井住友銀行は15日、2023年4月1日付で福留朗裕専務執行役員(59)が頭取に昇格する人事を発表した。福留氏は旧三井銀行出身。01年に旧住友銀行と三井銀行の流れをくむ旧さくら銀行が合併して以降、頭取は旧住友の出身者が続いており、旧三井出身者が就くのは初めて。

 トップ交代は6年ぶり。高島誠頭取(64)は会長に就く。三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井住友銀の会長を兼任している国部毅氏(68)は、FG会長に専念する。

 福留氏は海外勤務が長く、現在は海外部門(米州・欧州)を統括。国際畑出身の高島氏に続き国際経験豊富な人物をトップに据えることで、海外戦略を加速させる。

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