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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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兄の無念背負い、弟が先制弾 フランス連覇に王手 サッカーW杯

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【フランス-モロッコ】前半、先制ゴールを決めて喜ぶフランスのテオ・エルナンデス(左)=カタール・アルホルのアルベイト競技場で2022年12月14日、宮武祐希撮影
【フランス-モロッコ】前半、先制ゴールを決めて喜ぶフランスのテオ・エルナンデス(左)=カタール・アルホルのアルベイト競技場で2022年12月14日、宮武祐希撮影

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は14日(日本時間15日)、準決勝があり、フランスが2―0でモロッコを降して史上3チーム目の大会連覇に王手をかけた。フランスは18日(同19日)の決勝でアルゼンチンと対戦する。

 主力が何人欠けようが、今のフランスには関係ない。新たなヒーローが日替わりで次々に出てくる。この日は、今大会初戦でベンチスタートだったT・エルナンデスがチームに勢いをもたらした。

 前半5分、グリーズマンが右サイドを突破したのを見て、逆サイドから猛然とゴール前へ駆け上がった。エムバペのシュートが相手選手に当たり高く弾むと、跳び上がって左足でたたきつけるようにシュート。「ゴールを決めたことを誇りに思う」。電光石火の先制劇でモロッコの大観衆を黙らせ、両手を広げて喜んだ。

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