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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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「知」守るために 山形大・避難民の研究者、復興見据え受け入れ /山形

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研究について説明するウクライナ国立学士院のオレグ・ディミトリエフさん(左)と山形大の吉田司教授=山形県米沢市の山形大工学部で2022年12月15日、神崎修一撮影
研究について説明するウクライナ国立学士院のオレグ・ディミトリエフさん(左)と山形大の吉田司教授=山形県米沢市の山形大工学部で2022年12月15日、神崎修一撮影

 山形大工学部(山形県米沢市)は15日、ウクライナ人研究者のオレグ・ディミトリエフさん(58)を受け入れると発表した。同大教授らとともに、太陽光発電の効率化に向けた基礎研究に取り組む。ロシア軍の侵攻で研究の機会が損なわれた仲間を支援する狙いだ。

 「研究を継続できることに感謝したい。若い研究者たちが日本に来られるよう、道を切り開いていきたい」。オレグさんは同日開かれた記者会見で、こう抱負を述べた。

 オレグさんは首都キーウ(キエフ)にあるウクライナ国立学士院半導体物理研究所の研究員。2018年から、同大大学院有機材料システム研究科の吉田司教授と共同研究を進めてきた。

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