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与党、23年度税制改正大綱を決定 防衛力強化へ異例の大増税

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23年度税制改正大綱が決まり、記者会見冒頭の撮影に臨む公明党の西田実仁(左)、自民党の宮沢洋一両税制調査会長=衆院第2議員会館で2022年12月16日午後1時39分、西夏生撮影
23年度税制改正大綱が決まり、記者会見冒頭の撮影に臨む公明党の西田実仁(左)、自民党の宮沢洋一両税制調査会長=衆院第2議員会館で2022年12月16日午後1時39分、西夏生撮影

 自民、公明両党は16日、2023年度与党税制改正大綱を決定した。最大の焦点の防衛費増額の財源は、法人税、所得税、たばこ税の3税の増税で賄う。岸田文雄首相が指示した防衛力強化に向け、3税で1兆円強の財源を確保する一方、経済活性化や人的投資を拡充する政策減税の規模は限定的。異例の規模の負担増を求める大綱となった。

 防衛費の財源とする3税の増税時期は「24年以降の適切な時期」とし、与党内や閣内から増税慎重論が噴出する中で判断を先送りした。首相は16日の記者会見で増税時期について「来年決定する」と表明した。

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