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日本で願う終戦

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 「この音色が私たちのストレスを和らげ、祖国を感じさせてくれる」。オレーナ・ホロニュクさん(36)はバンドゥーラを奏でる娘のアナスタシア・プロチコさん(9)を見つめた。

 オレーナさんはロシアによる軍事侵攻後、2人の娘を連れてウクライナ西部のリビウから大阪に避難した。幼い子供の手を引き、大きなバッグと共に、アナスタシアさんが6歳の時に始めた伝統楽器を背負った。着の身着のままの避難。それでもバンドゥーラを手放そうとは思わなかった。

 来日以来アナスタシアさんはイベントなどで演奏を披露している。オレーナさんは「戦争前は意識していなかったけど、バンドゥーラはウクライナを代表するもの。この文化を守り、演奏することが私たちにとって大切」と帰れぬ祖国に思いをはせた。

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