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<くらしナビ ライフスタイル>
新型コロナウイルスの流行を背景に年齢や地域を問わず、趣味を楽しむオンラインのサークル活動が盛んだ。その一つ、城や歴史の好きな人が参加するサークル「城あそび」を運営する男性にその魅力を聞いた。
●愛好家が「城あそび」
7月にあったオンライン講座では、宇和島城の城主を問う問題が出された。参加者には解答候補として、A藤堂高虎、B伊達秀宗、C西園寺宣久、D富田信高――の四つが示された。講師役である愛媛県宇和島市の職員が正解はBと説明。「引っかけ問題のようですが、実は伊達秀宗がやってきてから宇和島という地名が使われるようになったんです」と解説した。貴重な天守閣が現存し、地域の象徴として親しまれている城の歴史や特徴も画像や地図を使いながら、よどみなく紹介した。
講座は1~2カ月に1回のペースで開かれ、参加者は毎回30人程度だ。城好きな50~60代が多いものの、SNSやホームページを通じて保護者と一緒に参加する子どものほか、70~80代もいる。
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