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宝塚歌劇

100年を超えてなお、世代を超えて多くのファンを魅了する宝塚歌劇。関連するニュースをお届けします。

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銀橋のきらめき

タカラヅカ余話 逆境に挑んだこの1年 混沌の現実映した作品群

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 2022年もあっという間に師走。宝塚歌劇は年頭から東京の花組、雪組公演が中止になるなど新型コロナウイルスに翻弄(ほんろう)され、いつ中断されるか予断を許さない公演が続きました。1930年代のスペイン内戦を背景にした宙(そら)組公演「NEVERSAYGOODBYE」は宝塚大劇場公演の開始直前にロシアによるウクライナ侵攻が始まるなど、夢を紡いできた宝塚の物語が改めて現実と表裏一体であるという奥深さを感じた年でもありました。

 今年も宝塚大劇場では月組の「今夜、ロマンス劇場で」から始まり、バラエティーに富んだ作品群が上演されました。LDHJAPANとコラボした宙組「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」や浅田次郎原作の大長編を初めて舞台化した雪組「蒼穹(そうきゅう)の昴(すばる)」という話題作もありました。逆境をはねのけようとする姿勢が印象的でした。

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【宝塚歌劇】

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