社会活動家の「失踪」、東南アジアで相次ぐ 当局関与疑う家族の訴え

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事件から10年となるのに合わせて開かれたイベントで、ソムバットさんの写真やイラストを背に解決を訴えるウン・シュイメンさん=バンコクで2022年12月15日午後3時1分、高木香奈撮影
事件から10年となるのに合わせて開かれたイベントで、ソムバットさんの写真やイラストを背に解決を訴えるウン・シュイメンさん=バンコクで2022年12月15日午後3時1分、高木香奈撮影

 ラオスの首都ビエンチャンで10年前に失踪した同国の社会活動家、ソムバット・ソムポーンさん(70)について、当局が事件に関与したとみる家族らが真相究明を求め続けている。ソムバットさんは「アジアのノーベル賞」と言われるマグサイサイ賞の受賞者で、国際的にも著名。米国務省も失踪から10年となった15日、ラオス政府に対して問題解決に向けた行動を取るよう求めたが、ラオス側は応じていない。

 「この10年間、何度もラオス政府に調査を訴えたが『知らない』と言われるばかりだった」。ソムバットさんの妻ウン・シュイメンさんは13日、タイの首都バンコクで開いた記者会見でこう訴えた。

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