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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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「原爆の父」追放取り消し、68年ぶり 米長官「不公正な手続き」

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来日し記者会見する米物理学者オッペンハイマー=東京都港区で1960年9月
来日し記者会見する米物理学者オッペンハイマー=東京都港区で1960年9月

 米エネルギー省のグランホルム長官は16日、マンハッタン計画を主導し「原爆の父」と呼ばれた物理学者オッペンハイマー(1967年死去)を公職から追放した54年の処分は「偏見に基づく不公正な手続きだった」として取り消したと発表した。68年ぶりの処分撤回について「歴史の記録を正す責任がある」と説明した。

 同省の前身である原子力委員会はソ連のスパイ疑惑が持たれていたオッペンハイマーを「危険人物」とみなし、国家機密に関わる資格を剥奪した。実際…

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【広島・長崎原爆】

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