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陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)に所属していた当時、複数の男性隊員から性暴力の被害を受けた元1等陸士、五ノ井里奈さん(23)が19日、日本外国特派員協会(東京)で記者会見した。防衛省が五ノ井さんの被害申告をほぼ全面的に認め、直接的に関与した20~40代の1等陸曹~3等陸曹の計5人を懲戒免職とするなどの対応に踏み切ったことについて、「私が実名で告発して世間に注目されなければ処分はなされず、同じ行為が繰り返されていたと思う。私が所属していた部隊では、コミュニケーションのようにセクハラがあった」と述べた。
懲戒免職の5人は、五ノ井さんと同じ部隊の先輩。うち3人=2曹と3曹=は2021年6月、訓練で張ったテント内で五ノ井さんの胸を触るなどした。30代の3等陸尉=訓戒=はこの訓練後、車の中で服を脱ぐよう促す発言をした。
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