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23年度税・予算

「何が変わる?」「どう変わる?」――。2023年度税制や予算の行方をリポート。

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新規国債、35兆円台後半で調整 23年度当初予算案

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首相官邸=本社ヘリから
首相官邸=本社ヘリから

 政府が2023年度当初予算案で、新規国債発行額を35兆円台後半とする方向で調整していることが20日分かった。税収の伸びを見込み、22年度当初の36兆9000億円から減額する。減額は2年連続だが、巨額の歳出を税収で賄えず、借金に大きく頼る財政の姿は変わらない。

 一般会計の歳出総額は過去最大の114兆円台前半で最終調整している。税収は過去最高の69兆円台を見込み、税外収入も確保した上で、不足分を国債発行による借金で穴埋めする。

 松野博一官房長官は20日の記者会見で、予算案を23日に閣議決定する日程を明らかにした。21日に財務相と各閣僚が主要政策を巡って折衝し、22日には23年度の政府経済見通しを閣議了解する。

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