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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ロシア・ベラルーシ首脳会談 ウクライナ、侵攻への加勢に懸念

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ロシアのプーチン大統領(左)とベラルーシのルカシェンコ大統領=ベラルーシのミンスクで2022年12月19日、AP
ロシアのプーチン大統領(左)とベラルーシのルカシェンコ大統領=ベラルーシのミンスクで2022年12月19日、AP

 ロシアのプーチン大統領は19日、同盟国であるベラルーシの首都ミンスクを訪問し、ルカシェンコ大統領と会談した。ロイター通信などによると、両者は安全保障のほか、経済協力やエネルギー問題について協議した。ウクライナ側は、ベラルーシ軍が露軍の侵攻に加わる可能性があるとみて警戒している。

 プーチン氏のベラルーシ訪問は2019年以来。会談後、ルカシェンコ氏は欧米による経済制裁などに対応するため、ロシアとの連携をさらに強化することを強調。一方で、ベラルーシを「統治しているのは我々だ」と述べ、自国の主権を守る姿勢も示した。

 ベラルーシはロシアが侵攻を開始した今年2月下旬、露軍の戦闘機の出撃拠点になったほか、露軍と「地域合同部隊」を編成し、軍事演習を繰り返している。ロシアはベラルーシにウクライナ侵攻に加勢するよう圧力をかけているとみられる。

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【ウクライナ侵攻】

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