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東京電力福島第1原発事故による避難者への賠償基準「中間指針」の見直し作業を進めている国の原子力損害賠償紛争審査会(原賠審)は20日、賠償の対象を広げた新たな基準の賠償額を決めた。追加された5項目の賠償基準のうち「被ばくへの恐怖・不安(健康不安)」の対象者には30万~60万円を目安に支払われることになった。
原発事故の避難生活で古里を奪われて精神的な苦痛を受けたなどとして、東電に損害賠償を求めた集団訴訟では、7カ所の裁判所が判決で原賠審の基準を上回る賠償責任を認めていた。このため、原賠審は基準の見直しを迫られていた。見直しは2013年12月以来となる。
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