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2021年11月のこと。いつも生き物関係の情報でお世話になっているN谷さんから「見慣れない鳥がいる」と連絡をいただきました。彼の職場近くではさまざまな野鳥が観察され、長年近隣の環境をよくご存知のN谷さんが初めて見るというのはただ事ではない、と夫が現場に駆けつけました。
あらかじめよく出没するポイントを聞いていたので、お陰様で謎の鳥はすぐに発見でき、速やかに撮影成功。形はセキレイの仲間ですが、妙な配色に「誰だこれ?」と見た目だけでは正体を突き止められませんでした。悩んでいたら、鳴き声で当の本人(本鳥?)が名前を教えてくました。「ジュジュ!ビビ!」と濁った声を披露したのです。
ハクセキレイは「ピピッ、ピピッ」と澄んだ声で鳴き、キセキレイは「チチン、チチン」と鋭い声で鳴き、セグロセキレイは濁った声で鳴くので、この鳥はセグロセキレイだと判明しました。
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