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整備新幹線の建設に国費804億円 国交省方針、23年度予算案

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国土交通省が入る中央合同庁舎第3号館=本橋和夫撮影
国土交通省が入る中央合同庁舎第3号館=本橋和夫撮影

 国土交通省は整備新幹線の建設費として、国費804億円を2023年度予算案に盛り込む方針を明らかにした。これとは別に北陸新幹線の大阪延伸に向け、前倒しして行う作業に充てる調査費12億円を計上する。北海道新幹線の札幌延伸を巡っては、建設事業費の増額分6445億円のうち約半分の財源を提示。地元負担は332億円だが、地方交付税で手当てし、実質的には半分程度になる見通しだ。

 国交省が与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)で報告した。国費を804億円とするのは4年連続。九州・長崎ルート(西九州新幹線)武雄温泉(佐賀県)―長崎、北陸・金沢―敦賀(福井県)、北海道・新函館北斗―札幌が対象となる。

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