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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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プーチン氏、主権確保に戦略核強化表明 国防省会議で演説

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演説するロシアのプーチン大統領=2022年12月20日、AP
演説するロシアのプーチン大統領=2022年12月20日、AP

 ロシアのプーチン大統領は21日、国防省の幹部会議で演説し、ウクライナを軍事支援する北大西洋条約機構(NATO)側が「潜在的な軍事力を積極的にロシアに向けている」と述べて欧米を批判、国家主権確保の保証として戦略核兵器を強化していくと述べた。

 9月に併合を宣言したウクライナ東部・南部4州を含むロシア全土で国民の安全を確保すると述べ、全ての課題を達成するまで軍事作戦を続けると表明。現段階での停戦交渉再開や、領土奪還を目指すウクライナ側への譲歩の考えがないことを明確にした。

 プーチン氏は「ウクライナ国民を今でも兄弟の民族だと思っている」と強調する一方、欧米がウクライナを利用してロシアの崩壊を図っていると主張。武力による対抗は「避けられなかった」と侵攻を正当化した。

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【ウクライナ侵攻】

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