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第24回全国高校選抜ラグビー

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攻撃から防御へ 新生「ヒガシ」、プレースタイル転換 高校ラグビー

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秋の県予選準決勝の東海大福岡戦で、2人がかりでボールを奪いにいく東福岡の選手=福岡県春日市原町の県営春日公園球技場で2022年11月12日午前11時57分、林大樹撮影
秋の県予選準決勝の東海大福岡戦で、2人がかりでボールを奪いにいく東福岡の選手=福岡県春日市原町の県営春日公園球技場で2022年11月12日午前11時57分、林大樹撮影

 27日に東大阪市の花園ラグビー場で開幕する第102回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)に、東福岡が23大会連続で出場する。伝統的に攻撃型のチームのイメージが強い東福岡だが、今年は防御を中心としたチームに生まれ変わった。新たなプレースタイルを武器に6大会ぶりの全国制覇を目指す。

 22―42。大差での屈辱的な敗戦だった。昨年の花園準決勝。春の選抜大会を制し、Aシードで臨んだ東福岡は、ライバルの東海大大阪仰星に防御の甘さを突かれて立て続けにトライを許し、後半は防戦一方となった。「あり得ない負けだった。これまでの『ヒガシ』のスタイルを大きく変える必要があると感じた」。FW第2列のロックで出場した大川虎拓郎主将(3年)はそう振り返る。

 従来の東福岡は、豊富な運動量とロングパスでグラウンドを広く使い、FWとバックスが一体となった攻撃力が持ち味だった。だが、花園では96回大会を最後に優勝から遠ざかっており、過去5大会はいずれも4強に進みながら「準決勝の壁」に阻まれてきた。

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