ゼレンスキー氏、ホワイトハウスでバイデン氏と会談　結束を確認

　ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、米首都ワシントンのホワイトハウスでバイデン大統領と会談し、ロシアの侵攻に対し米国の継続的な支援を要請した。バイデン政権は、米国の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」の初供与を含む18億5000万ドル（約2450億円）の追加軍事支援の実施を表明。両氏は長期化する侵攻を見据え米国とウクライナの強い結束を確認した。

　2月の侵攻開始以降、ゼレンスキー氏が国外を訪問するのは初めて。ロシアからの激しい攻撃が続くなか、危険を押して訪米し、米世論や国際社会にさらなる協力をアピールした。