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防衛関係費、前年度比26%の大幅増 「反撃能力の保有」などに配分

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臨時閣議に臨む岸田文雄首相(右から3人目)=首相官邸で2022年12月23日午後5時8分、竹内幹撮影
臨時閣議に臨む岸田文雄首相(右から3人目)=首相官邸で2022年12月23日午後5時8分、竹内幹撮影

 政府が23日に閣議決定した2023年度当初予算案は一般会計の総額が114兆3812億円となり、22年度当初予算から6兆7848億円増え、11年連続で過去最大を更新した。防衛費や子育てなど、焦点となった分野はどんな予算になったのか。

 岸田文雄首相が5月の日米首脳会談でバイデン米大統領に明言した「防衛費の相当な増額」を実現するため、防衛関係費(米軍再編経費を含む)は22年度当初予算比26・4%増の6兆7880億円とし、9年連続で過去最大を更新した。

 22年度当初予算からの伸び率は例年1%程度で推移してきており、歴史的な増額となる。新たな国家安全保障戦略に盛り込まれた反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有や弾薬不足の解消、装備品の可動率向上などに重点的に予算配分する。

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