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北朝鮮、ロシア民間軍事会社「ワグネル」に兵器納入 米が警戒

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民間軍事会社「ワグネル」の事務所内部の様子=ロシア北西部サンクトペテルブルクで2022年11月4日、ロイター
民間軍事会社「ワグネル」の事務所内部の様子=ロシア北西部サンクトペテルブルクで2022年11月4日、ロイター

 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は22日の記者会見で、北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に兵器を納入したと明らかにした。バイデン政権は、雇い兵を組織してロシアのウクライナ侵攻に参加するワグネルが、軍事作戦などで影響力を増しているとみて警戒感を高めている。北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省の報道官は22日、「最も荒唐無稽(むけい)な世論づくりであり、何らかの評価や解釈を加えるだけの価値もない」と反発した。

 カービー氏は「北朝鮮が11月に最初の兵器納入として、ワグネルに歩兵用ロケットとミサイルを引き渡したことを確認した」と述べた。戦況に変化を与えるような調達ではないとしながらも「北朝鮮がさらに多くの納入を計画している」と懸念を示した。ワグネルも「世界中で兵器の調達先を探している」と指摘した。

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