試験に受かりマスよう「置くとパス」 元教師が必勝ダコ枡

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合格祈願の「必勝ダコ枡」とともに受験生へエールを送る乾康子さん=神戸市東灘区御影中町6で2022年12月18日、斉藤貞三郎撮影
合格祈願の「必勝ダコ枡」とともに受験生へエールを送る乾康子さん=神戸市東灘区御影中町6で2022年12月18日、斉藤貞三郎撮影

 本格的な受験シーズンを前に、元中学校教師が合格祈願の「必勝ダコ枡(ます)」を作った。側面にはユニークなタコのイラストの焼き印入り。タコと枡のコラボレーションには「賢いタコにあやかって受かりマスように」との願いが込められている。

 神戸市須磨区の乾康子さん(76)。数学の教師を約40年務め、3年生を担当した時は早朝や放課後の学習支援も続けた。「最後は神頼みの境地でお守りを作っていた」という。

 退職後に再任用されてからは、タコの縫いぐるみを手作りし、教室などに飾った。英語の「OCTOPUS(オクトパス)」を「置くと(試験に)パス」にかけたのと、「瓶のふたを回して開けるほど賢く、好奇心も旺盛。これにあやかろうと思って」。さらにプロ野球チームの応援グッズに必勝祈願の小さな枡があるのを見つけ、友人から土産にもらった枡との合作にたどり着いた。

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