福井大査読偽装 指針の作成を学術会議に依頼へ 文科省

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
福井大教授らによる査読偽装について所感を述べる永岡桂子文部科学相=東京都千代田区で2022年12月23日午後0時2分、鳥井真平撮影
福井大教授らによる査読偽装について所感を述べる永岡桂子文部科学相=東京都千代田区で2022年12月23日午後0時2分、鳥井真平撮影

 福井大、千葉大教授らによる査読偽装の問題で、永岡桂子文部科学相は23日の閣議後記者会見で、研究者が守るべき査読に関する対応指針を作るための審議を、日本学術会議に依頼することを明らかにした。

 福井大などは20日、福井大子どものこころの発達研究センター長の友田明美教授らの論文6本の査読で不適切な行為があったと認定した。査読を巡る不正は国内で前例がないとみられる。一方、研究不正に関する国のガイドラインでは、査読不正は改ざんや捏造(ねつぞう)といった特…

この記事は有料記事です。

残り339文字(全文564文字)

あわせて読みたい

ニュース特集