日本海側に大雪もたらす「寒気団収束帯」 三重大教授らが構造解明

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日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)の構造を調べるため、山陰沖で船から気球を飛ばして上空の大気を観測する様子=2022年1月、柏野祐二・水産大学校教授撮影
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)の構造を調べるため、山陰沖で船から気球を飛ばして上空の大気を観測する様子=2022年1月、柏野祐二・水産大学校教授撮影

 日本海側に豪雪をもたらす気象現象「日本海寒帯気団収束帯」(JPCZ)を、今年1月に海上から観測して構造を明らかにしたと、立花義裕・三重大教授(気候力学)らの研究チームが23日付の国際学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。気象衛星では観測されているが、現地での高層大気の観測事例はこれまでほとんどなかったという。

 JPCZは、朝鮮半島北部の山脈にぶつかって二分されたシベリアからの季節風が日本海上で合流し、水蒸気を含む上昇気流が生じて帯状の雪雲が発達する現象。今月にも発生して新潟県で豪雪となり、車の立ち往生などが生じた。

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