特集

第81期名人戦

第81期名人戦は、渡辺明名人は4連覇を懸け、藤井聡太王将は名人獲得の最年少記録更新を懸けた戦いに。解説付き棋譜中継は「七番勝負棋譜速報」からご覧いただけます。

特集一覧

藤井王将、佐藤天九段を降し単独首位 最年少でプロ入り通算300勝

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
名人戦順位戦に勝利し、佐藤天彦九段(右)と感想戦を行う藤井聡太王将。プロデビューから最年少・最速で通算300勝を達成した=名古屋市中村区のミッドランドスクエアで2022年12月24日、岩下幸一郎撮影
名人戦順位戦に勝利し、佐藤天彦九段(右)と感想戦を行う藤井聡太王将。プロデビューから最年少・最速で通算300勝を達成した=名古屋市中村区のミッドランドスクエアで2022年12月24日、岩下幸一郎撮影

 渡辺明名人(38)への挑戦者を決める第81期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の年内最終対局が23日、名古屋市中村区の名古屋将棋対局場で指され、藤井聡太王将(20)が佐藤天彦九段(34)に110手で勝ち、5勝1敗で単独首位に立った。4勝2敗で前期挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)ら5人が続いている。佐藤天九段は1勝5敗。各棋士が3月2日の最終9回戦を含めて3局を残しており、最年少名人記録更新が懸かる藤井王将が、このまま首位を守りきれるかが終盤戦の焦点となる。

 藤井王将はこの日の勝利でプロ入り通算300勝(59敗、勝率8割4分)=未公開の対局結果を含む=を達成した。20歳5カ月での達成は羽生善治九段(52)の21歳7カ月を1年あまり更新する最年少記録。

この記事は有料記事です。

残り325文字(全文659文字)

【第81期名人戦】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集