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海上自衛隊の1等海佐が、安全保障上の重要機密にあたる「特定秘密」を外部に漏えいした疑いがあることが、防衛省関係者への取材で判明した。防衛省は近く、1佐を懲戒処分とする方針。特定秘密の漏えいが明らかになるのは初めて。
防衛省関係者によると、漏えいは海自OBからの依頼が発端とみられる。このOBが知人の現役隊員に接触し、複数の隊員経由で1佐の元に依頼が届き、漏えいにつながったという。自衛隊内の警察にあたる警務隊が、特定秘密保護法違反の疑いで捜査している。
特定秘密は安全保障に関わる情報のうち、外交、防衛、スパイ防止、テロ防止の4分野で、特に秘匿する必要があるものについて2014年施行の特定秘密保護法に基づき、政府が指定している。
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