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第24回全国高校選抜ラグビー

第24回全国高校選抜ラグビー大会(3月25日~31日)の特集ページです。公式サイト「HANAZONO LIVE」で全試合をライブ配信します。

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花園から飛躍 日本代表ワーナー・ディアンズの原点 全国高校ラグビー

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母国ニュージーランドとのテストマッチ後半、トライを決める日本代表のワーナー・ディアンズ選手=東京・国立競技場で2022年10月29日、西夏生撮影
母国ニュージーランドとのテストマッチ後半、トライを決める日本代表のワーナー・ディアンズ選手=東京・国立競技場で2022年10月29日、西夏生撮影

 第102回全国高校ラグビー大会が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。日本代表で活躍するニュージーランド(NZ)出身の大型ロック、ワーナー・ディアンズ選手(20)=東芝ブレイブルーパス東京=は流通経大柏(千葉)の2、3年時に花園で8強入りした。

 高校を卒業して約7カ月後の昨年11月に代表初キャップを獲得し、今年10月末の母国NZ代表戦ではトライを挙げた。身長2メートル超の体格と運動量を武器に早くもジャパンに定着し、「花園がなければ、ここまで来られなかった」と高校生活を振り返る。【聞き手・尾形有菜】

 ――高校2年時に花園に初出場した。

 ◆(花園の)第1グラウンド。初めてしっかりしたグラウンドでやったので印象に残っている。あんまり緊張はしていなかったが、このグラウンドでいろんなチームが戦ってきたという歴史を知り、気持ちが盛り上がった。(試合をできることが)気持ち良く、ワクワクした。

 ――3年時の第100回大会(2020年度)は準々決勝で大阪朝鮮と激戦の末に10―14で惜敗。どんな思いで臨んだ大会だったか。

 ◆その年は新型コロナウイルスが広がり、けっこう試合がなくなっていた。学校も休みになって練習もできなくてつらかった。一緒に試合をしていないから、ちょっとチームにとって変な感じだった。

 だから…

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