男子・東農大二、盤石の布陣で　女子・常磐、力を出し切る　きょう号砲　／群馬

　男子第73回、女子第34回全国高校駅伝競走大会（毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催）の開会式が24日、京都市体育館であり、出場校の選手オーダーも発表された。25日に号砲が響き、県勢は男子・東農大二（4年連続31回目）と女子・常磐（5年連続22回目）が出場する。

　東農大二は県大会に出場した7人が一部区間を入れ替えて出場。エース区間の1区（10キロ）を走る原田望睦（のぞむ）は「前半は上りがきつい。そこで余裕を持てるかがポイントだ」と話す。昨年の5区で区間賞だった瀬間元輔は1区に次いで長い3区。盤石の布陣で2011年以来の8位入賞を狙う。城戸口直樹監督は「プレッシャーを感じずに走り切ってほしい」と話した。

　一方、常磐は1～3区を昨年の経験者が固め、最終5区は横倉紹主将が2年前に続き、再び挑む。県大会と関東大会に出たメンバーが体調不良で登録から外れた。町田勇樹監督は厳しい表情を見せつつ「一人一人が力を出し切ってくれれば」と期待をかけた。

　大会は京都市のたけびしスタジアム京都（西京極陸上競技場）を発着点に、女子は午前10時20分、男子は午後0時半にスタートする。【西本龍太朗】

　◆出場オーダー

男子・東農大二

1区　原田望睦（2年）

2区　青木丈侑（2年）

3区　瀬間元輔（2年）

4区　徳本陽（2年）

5区　侭田宇生（2年）

6区　清水寛太（3年）

7区　町田陽太（2年）

女子・常磐

1区　河野愛沙美（2年）

2区　高橋くるみ（2年）

3区　羽入田暖愛（2年）

4区　杉山郁（3年）

5区　横倉紹（3年）