男子・八千代松陰「のびのび楽しむ」　女子・成田「失敗恐れず挑戦を」　力走誓い、きょう号砲　／千葉

　男子第73回、女子第34回全国高校駅伝競走大会（毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催）の開会式が24日、京都市右京区の市体育館で開かれた。県代表で5年連続15回目出場の男子・八千代松陰と、2年ぶり11回目出場の女子・成田の選手たちが参加し、力走を誓った。

　八千代松陰の大橋一博監督は「チームは上向きで調子が良い。のびのびと自分で楽しむようなレースをしてほしい」と話した。1区から3区の前半で順位を上げ、流れに乗る展開が理想だ。2時間2分を切るタイムを目標にし、たすきをつなぐ。

　成田の松沢誠監督は「自分を信じて、失敗してもいいのでチャレンジしてほしい」と力を込める。中盤で順位を上げ、4区終了時点で4位以上につけるレース展開で、2016年以来の入賞を狙う。

　新型コロナウイルスの影響で、開会式に選手全員が参加するのは3年ぶりとなった。

　大会は25日、女子が午前10時20分、男子が午後0時半にスタートする。【近森歌音】