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教育に新聞を 自分の住むまち調べ、主権者意識を

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自分の住むまちについて調べて、パソコン上で新聞形式にまとめる十文字中学・高校の生徒たち=東京都豊島区で11月14日
自分の住むまちについて調べて、パソコン上で新聞形式にまとめる十文字中学・高校の生徒たち=東京都豊島区で11月14日

 自分が暮らすまちは、どんなところなのか。私立女子校、十文字中学・高校(横尾康治校長、東京都豊島区)で9~12月、社会科の授業「教養公民」を選択している6年生(高校3年生)の生徒たちが学習新聞を作った。生徒は15人。自分が住む場所はどの衆院小選挙区で、与野党各候補の勝敗はどう推移してきたのかを調べるとともに、まちの特徴や課題について列挙した。それらの情報をパソコンでA4判2ページの学習新聞にまとめた。今月5、10日の授業で1人1分ずつ、学習新聞の要点を解説した。

 浜彰史教諭(43)は9月の授業で、生徒たちに「皆さんのまちのよいこと、悪いこと両方を書いて」と指導した。高校3年生は18歳で有権者となることから、主権者教育の一環として、選挙やまちの課題を身近な問題として捉えてもらう狙いがある。参院選の投開票を直後に控えた6~7月にも、各党の政策比較や「若者と選挙」などをテーマにした新聞をそれぞれ作った。

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