@大学 うちのセンセイ 生活の未来、解探し 横浜市立大大学院教授・大西暁生さん
毎日新聞
2022/12/26 東京朝刊
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横浜市立大大学院データサイエンス研究科教授・大西暁生(おおにし・あきお)さん
IT(情報技術)を活用して膨大な資料や数値をデジタルデータとして分析し、環境問題など社会課題の解決を探る。専門は気候変動を含めた環境問題への向き合い方。「この地球で、人がいかに適応しながら生活すべきか。その解を探りたい」と話す。
国内河川の研究もその一つだ。全国109水系域で土地利用の変化を2100年まで予測するモデルを学生を指導して作った。豪雨や津波の被害が予想される地域には住まないのが望ましいが、今ある建物や人の移転は簡単ではない。移転が促進される社会的、経済的な条件について考えながら、過去の文献や自治体のハザードマップ、水量の変化や住民アンケートなど膨大なデータを分析する。
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