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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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安倍元首相銃撃 山上容疑者、銃刀法・武器等製造法違反でも立件へ

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鑑定留置のため移送される山上徹也容疑者=奈良市で2022年7月25日午前10時13分、滝川大貴撮影
鑑定留置のため移送される山上徹也容疑者=奈良市で2022年7月25日午前10時13分、滝川大貴撮影

 奈良市で演説中の安倍晋三元首相(当時67歳)が銃撃され死亡した事件で、奈良県警は、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(42)について、銃刀法違反や武器等製造法違反など複数の容疑でも立件する方針を固めた。山上容疑者は複数の銃を自作して試射を重ねるなど長期間の準備をした上で事件に及んだとされる。県警はこうした計画性を立証することが動機の解明につながるとみて詰めの捜査を進めている。

 山上容疑者は2023年1月10日までの期限で鑑定留置中。奈良地検は専門医の精神鑑定などから山上容疑者の刑事責任を問えると判断し、同13日の勾留期限までに殺人罪で起訴する見通し。起訴されれば公判で刑事責任能力の有無なども焦点になるとみられることから、県警と地検は事件に至る山上容疑者の強固な計画性や殺意を立証する方針だ。

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【安倍晋三元首相銃撃】

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