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ワールドスポーツの扉

世界の舞台で、夢の扉を開いた日本のアスリートがいます。活躍の背景にあるものとは。ワールドスポーツの今を掘り下げます。

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スケボー堀米雄斗 夢の先へ「はやりで終わらせてはいけない」

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Xゲームの国内初開催となった千葉大会で、観客に向かってピースサインをする堀米雄斗=ZOZOマリンスタジアムで2022年4月23日、吉田航太撮影
Xゲームの国内初開催となった千葉大会で、観客に向かってピースサインをする堀米雄斗=ZOZOマリンスタジアムで2022年4月23日、吉田航太撮影

 東京オリンピックの新競技、スケートボード男子ストリートで初代王者に輝いた堀米雄斗選手の連載コラムです。「夢」の続きを発信する7回目のテーマは「自身が展開するプロジェクト」について。

地方にパークを作りたい

 スケートボード界では過去にない大イベントだった東京オリンピック。これを機にスケボーの魅力を知ってくれた方も多く、盛り上がりを肌で感じました。この波を止めたくない。そんな思いで、「YST(イスト)」プロジェクトを始動させました。

 イストは日本のスケボーを世界レベルに押し上げるため、イベントやスケーターへの支援を行うプロジェクトです。次世代選手の育成が目的のように聞こえるかもしれませんが、今は純粋に街でスケボーを楽しむ人が増えてほしいとの思いが強いです。

 立ち上げのきっかけは東京五輪でした。それまでは、自分のスケートボードに集中して活躍できればいいと思っていたのですが、考え方が変わりました。アメリカにいても…

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