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コロナに追われ、仕事納め 病床逼迫、保健所は悲鳴「ギリギリ」

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仕事納めを迎えた28日朝、マスク姿で職場に向かう人たち=東京・霞が関で
仕事納めを迎えた28日朝、マスク姿で職場に向かう人たち=東京・霞が関で

 多くの企業や官公庁が28日、仕事納めを迎えた。新型コロナウイルス感染拡大で保健所からは「ギリギリの状態」と悲鳴が上がる。東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で東京地検特捜部の家宅捜索を受けた広告大手電通の社員は「信頼回復が一番だが、来年も厳しい年になるだろう」と話した。一方、皇居では来年1月2日に新年一般参賀が3年ぶりに開催される予定で、宮内庁幹部は「良い年の始まりに」と意気込む。

 コロナ対応に追われた千代田保健所(東京都千代田区)の原田美江子所長は、9月末から始まった感染者の全数把握簡略化について「重症化リスクのある人のケアに集中できるようになった」と評価。ただ12月中旬以降は、感染の急拡大で入院調整が再び難しくなり「病床が見つからないケースが増え、ギリギリの状態。お休みムードはない」と危機感を募らせた。

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