特集

ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

特集一覧

ロシア軍、ウクライナにミサイル120発以上発射か 各地で爆発音

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ロシアのミサイル攻撃で破壊された民家=ウクライナの首都キーウ(キエフ)で2022年12月29日、ティモシェンコ大統領府副長官のテレグラムから・ロイター
ロシアのミサイル攻撃で破壊された民家=ウクライナの首都キーウ(キエフ)で2022年12月29日、ティモシェンコ大統領府副長官のテレグラムから・ロイター

 ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は29日、ロシア軍がウクライナ全土に向け120発以上のミサイルを発射したとツイッターに投稿した。ロイター通信によると、首都キーウ(キエフ)や西部リビウ、北東部ハリコフなどで爆発音が確認され、全土で空襲警報が発令された。

 ロイターやウクライナメディアによると、キーウ当局はミサイルの破片で民家が損傷したと発表。キーウのクリチコ市長は通信アプリ「テレグラム」に、市内で停電の恐れがあると警告し、子どもを含む3人がけがをしたと投稿した。リビウ市長もテレグラムで市内の90%が停電となっていると明かした。

 ロイターによると、ウクライナ空軍は、ロシア軍が海上や航空機など「さまざまな方向から」巡航ミサイルを発射し、ウクライナ全土で防空システムが作動したとしている。ウクライナ軍のザルジニー総司令官はテレグラムで、ミサイル69発中54発を迎撃したと発表した。

この記事は有料記事です。

残り353文字(全文746文字)

【ウクライナ侵攻】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集