野球WBC、夢膨らむドリームチーム 大谷翔平の二刀流は輝くか
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世界一決定戦の舞台でも「SHO TIME」。3月に開かれる野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの頂点を目指す日本代表「侍ジャパン」に、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(28)が参戦する。史上最強の呼び声が高い「ドリームチーム」に夢は広がるばかりだ。【角田直哉】
世界中の野球ファンを喜ばせるような知らせが、大谷選手のインスタグラムに投稿されたのは、2022年11月17日のことだった。
「WBCの出場に関しましては(日本代表の)栗山(英樹)監督に出場する意思がある旨を伝えさせていただきました。各国の素晴らしい選手や日本のファンの皆様の前で野球ができるのを楽しみにしています‼」
決意表明には、渾身(こんしん)の力でマウンドで腕を振り、打席でフルスイングする自らのプレー写真が添えられていた。投打の二刀流での躍動を連想させるメッセージに、胸は高鳴る。
これまで大谷選手は、14年の日米野球や15年の国際大会「プレミア12」などで代表ユニホームに袖を通した経験はあるものの、WBCの出場はなかった。前回17年大会は、一度は出場登録メンバーに名を連ねたものの、右足首の故障で出場を断念。それだけに「出たいなっていう思いは日本の時からずっと思っていた。そういう(世界一を決める)大会で日の丸を背負って戦いたいなという気持ちももちろん持っていた」と募る思いを明かす。
タッグを組むのは、…
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