担当記者が振り返る 宝塚歌劇のこの1年 花・月・雪組
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

2022年も残りわずか。宝塚歌劇団でも、さまざまな公演・出来事がありました。宝塚担当の反橋希美記者(担当歴1年半、観劇歴7年)と水津聡子記者(担当歴3年、観劇歴39年)が、大劇場公演を中心に1年を振り返りました。
前半は花、月、雪の3組、後半(31日午後4時に公開します)は星、宙(そら)の2組と「その他」として注目のトピックスについて、対談しました。
「ポッドキャスト―今夜、BluePostで」(https://mainichi.jp/articles/20221226/k00/00m/200/154000c)とも連動しています。記事下部に表示されるVoicyプレーヤーからもお聴きいただけます。
花組 柚香光 リストで弾き語り
水津 花組の宝塚大劇場公演は「巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨(ほうこう)~」「Fashionable Empire」の1作でした。柚香光(ゆずか・れい)さんが19世紀の作曲家でピアニストのリストを演じました。ピアノの弾き語り、ステキでした。
反橋 柚香さんの芝居が深みを増した気がします。人間・リストの孤独と野心を、繊細に表現していましたよね。星風まどかさんは、自立した女性が似合っていました。
水津 確かに。リストは勲章をいっぱいつけて笑っているのに、痛々しい感じがしました。星風さん…
この記事は有料記事です。
残り3427文字(全文3993文字)
時系列で見る
-
宝塚歌劇月組「応天の門」開幕 月城かなと、菅原道真を魅力的に
46日前 -
「夢に突き進んで」元宝塚雪組トップ・望海風斗さんから子どもたちへ
48日前 -
「1年以上断った」 姿月あさと、初代宝塚宙組トップに就いた覚悟
53日前 -
タカラヅカ うたかたの恋 許されぬ美しい恋、30年ぶりに /兵庫
62日前 -
タカラヅカ余話 初演から40年「うたかたの恋」 絢爛たる演出、まさに神髄
65日前 -
「人間の弱さも醜さも」宝塚・柚香光が王子様役に見るリアリズム
67日前 -
宝塚・宙組「夢現の先に」開幕 鷹翔千空、等身大の「僕」好演
76日前 -
悲劇の愛、繊細に重厚に 宝塚・花組「うたかたの恋」開幕
80日前 -
担当記者が振り返る 宝塚歌劇のこの1年 星・宙組とトピックス
81日前 -
担当記者が振り返る 宝塚歌劇のこの1年 花・月・雪組
82日前 -
タカラヅカ余話 逆境に挑んだこの1年 混沌の現実映した作品群
95日前 -
最初は「詐欺?」 宝塚歌劇とジョージアンダンスが出合うまで
108日前 -
宝塚・月組「ELPIDIO」 鳳月杏、詩人と貴族の2役熱演
109日前 -
「ヘビーな作品は嫌いじゃない」 元宝塚トップ珠城りょうの挑戦
109日前 -
タカラヅカ 星組公演 「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」 いちずな愛貫く心の軌跡 /兵庫
111日前 -
「やっと認めてあげられた」 元宝塚・純名里沙が向き合ったあの頃
114日前 -
静止画のように美しく 宝塚星組の礼真琴が挑んだ東欧のダンス
122日前 -
宝塚歌劇で1000曲以上 作曲家吉田優子の扉を開けた師の言葉
123日前 -
宝塚星組「ディミトリ」開幕 礼真琴、陰で妻を守る「王配」を好演
130日前