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天皇陛下は2023年の年頭に当たり、宮内庁を通じて感想を公表された。陛下は「大変なことも多いと思いますが、人々が、これからもお互いを思いやりながら支え合い、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っています」とつづった。
陛下は、昨年も各地で自然災害が発生したことや新型コロナウイルス感染症が引き続き社会に大きな影響を与えたことを指摘した上で「物価の高騰なども加わり、皆さんには、御苦労も多かったことと思います」と国民の暮らしを案じた。また、国際情勢に関して「現在も世界各地で戦争や紛争が頻繁に起こり、多くの人々の命が失われていることに深い悲しみを覚えます。国際社会において、それぞれの立場の違いを乗り越えるべく対話を重ね、協力し合うことの大切さを強く感じます」とした。
新型コロナの影響で中断していた天皇、皇后両陛下の地方訪問は昨秋から再開しており、今年は岩手県陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園で6月に開催される全国植樹祭など、恒例となっている四つの地方行事への出席が見込まれる。
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