大阪湾のクジラ、弱って浅瀬で休息か そのまま力尽きる可能性も
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大阪湾の淀川河口付近で9日午前、迷い込んだとみられるクジラ1頭(体長約8メートル)が確認された。大阪湾の海洋生物に詳しい大阪市立自然史博物館外来研究員の鍋島靖信さん(69)は「鼻や口の形などからマッコウクジラ」とみており、「体調不良で泳ぐ力が弱まり、潮流に流されて湾に入ってきた可能性がある」と指摘する。
マッコウクジラは北極から南極まで広い範囲に生息しており、水深200メートルくらいでイカなどを食べて生きている。通常は外海を泳いでおり、大阪湾に入ってくるのは珍しい。ただ、弱っていたりすると、潮流に流されて迷い込むこともあるという。
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