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アセットマネジメント 点検ビッグデータの活用とDXで高度化
2012年12月2日の笹子トンネル天井板崩落事故から10年が経過しました。国土交通省は、事故の翌13年を社会資本メンテナンス元年と位置付け、14年からトンネルや橋梁などを対象とする5年に1度の近接目視点検を義務化しました。22年時点で、目視点検は2巡目が実施されています。
この10年間で、目視点検データを中心に、社会インフラに関する膨大なデータが蓄積されました。次の10年は蓄積された点検ビッグデータをいかに活用するか、具体的には社会インフラのアセットマネジメントの高度化にどのように役立てていくのか、という問いに対する解を導き出すことが目標となります。本稿ではこの点に関する展望をEBPM(Evidence Based Policy Making)とDX(Digita…
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