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「沖合」の観戦リアルに ウインドサーフィンW杯 CG加えて配信
2022年11月、3年ぶりに開催されたウインドサーフィン(WS)のワールドカップ(W杯)。会場の津久井浜海岸(横須賀市)では世界29カ国のトップ選手90人が時速60キロを超す速度で海面を滑走し、順位を競った。レースはドローンで撮影した上空からの映像に、各選手の位置をほぼリアルタイムで再現したCG映像を加え、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで流された。配信を手がけたのは横須賀市のITベンチャー「N―Sports tracking Lab」だ。
最新のCG映像の仕組みはこうだ。選手一人一人に装着した受信機が、衛星測位システム「みちびき」からの電波を感知し、1秒ごとの位置を計測してスマートフォン(スマホ)の回線でクラウド上のシステムにデータを送信。そのデータは地図上に位置情報を落とし込むアプリに転送され、CG映像として大型ビジョンやパソコン、スマホなどの端末で視聴できるようにした。
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